流し韓国冷麺

7月25日開催の「大久保サマーフェスティバル」
今回のメインイベントである「三国流し麺」のひとつ“韓国冷麺”に苦労した。

大久保の人と話しても、知っていそうで知らない韓国。
ほとんどの人が、食べたことがない冷麺。

3か月前から始まったプロジェクト。
まずは、大久保の皆さんに冷麺を食べてもらおうとインスタント冷麺を作って試食してもらった。

韓国料理はもちろん韓国のことを知らなきゃ意味がない。

藤枝市役所商業観光課には、国際交流推進員のビョンさん(韓国出身)が今年から勤務している。
彼女にPJのアドバイザーをお願いし、打合せを重ねてきた。

先週は、韓国料理店でビョンさんと韓国のことを雑談した後、冷麺の食べ比べした。
結論は、藤枝で一番本格的な冷麺を流すことに決めた。



冷麺にトッピングする「きゅうり」「かいわれ大根」「大根」「たまご」「りんご」が流れるか実験することになった。


本日、会場である大久保グラススキー場キャンプ場に、同じく藤枝市役所に勤務する穎さん(中国出身)と最終打ち合わせのため、来場してくれた。

挨拶は、もちろん先日教えてもらったハングル語で「アンニョンハセヨ!」
そして、大久保の人は初対面の穎さんから中国語の会話レッスンも受けた。
みなさんにとってハングル語よりも中国語の方が、覚えやすそうだった。

さて、問題ないと思っていたラーメンの味が、日本風のラーメンで中華ではないと穎さんから指摘があり、鰹節ベースの醤油味から鶏がらの醤油味に変更した。
トッピングに考えていたメンマも中国では入れないそうだ。



冷麺は、本格的な冷麺を目指していたので、さらに難しかった。
美味しい冷麺スープは作れたが、やはり違うと言うことでNG。
日本人にとってかなりあっさりした味になったが、これが本場と言うことで太鼓版をもらった。

それにしても、彼女たちが指摘して、すぐに作れてしまう大久保の女性陣に彼女達も驚いていた。

さて今度は、大久保の男衆がつくった竹のトイに冷麺やラーメン、さらに具が流れるか実験した。



流れるスピードを調整しながら、麺はしっかり掴むことができた。
具の中には、流れない物、つかめない物があった。

具はなにを流すか、当日のお楽しみに!!


それにしても今日は暑かった。
新聞報道で、民族衣装を着て彼女達が麺を流す予定でしたが、この暑さでは危険に感じるし、大切な衣装を水浸しになる可能性があるので、主催者側として中止したいと思います。

また、炎天下のなかで文化紹介も難しいと感じた。
安全に楽しく体感できるように、いろいろな方法を考えたい。



藤枝市の協力のもと、藤枝の最北部で国際交流イベントが開催できることに感謝するとともに、多くの人に体感していただきたく、ご参加よろしくお願いします。

詳しくはhttp://www.o-kubo.info/sumafes.html




  

2010年07月23日 Posted by こばやし at 23:45Comments(1)大久保グラススキー場キャンプ場