茶畑の中心で愛をさけぶ

6月20日に「茶畑の中心で愛をさけぶ2010」を
藤枝市山間部に位置する蔵田の茶畑で開催。


茶畑の中心で愛をさけぶ

藤枝で一番高い標高500メートルの茶畑だ。
霧がたちこめる茶畑で育ったお茶は美味しい。

この茶畑で叫んだ言葉は、心に響く。
今年は、13人が茶畑でさけんだ。

茶畑の中心で愛をさけぶ

まず「瀬戸谷恋の唄」の作詞作曲者の井上氏が山岳民族楽器のケーナで山を響かせる。
そうしたら霧が薄くなり、まるでアンデスのマチュピチュのように視界が開けてきた。

叫ぶ人は、さけび台(茶箱)の上にたつ。
叫ばれる人は、さけばれ台(茶箱)の上にたつ。

茶畑の中心で愛をさけぶ

彼女に向かって交際を申し込むさけび

茶畑の中心で愛をさけぶ

彼の叫びに答える彼女


今回は、夫婦の参加も多かった
茶摘み衣装を着た妻と一緒に愛をさけぶ

茶畑の中心で愛をさけぶ

笑顔が茶畑に広がるなか
プロポーズする男性も現れた

頼りないと言われるからスーツ姿で茶畑に

茶畑の中心で愛をさけぶ

「約束します。絶対に幸せにします!!」とさけび
うなずく彼女に、、、婚約指輪を・・・・、

茶畑の中心で愛をさけぶ

さらに押しの一手で
「これから僕のパンツを洗ってください」と手渡した。

茶畑の中心で愛をさけぶ

「あんまり汚さないでね!」と答えた。
茶畑のプロポーズに、温かく見守る人達から祝福をうけ、茶畑に幸せが広がった。


今回は、遠距離恋愛の彼女にさけんだ男性もいた。
大阪出身の彼は、夢を見つけ、藤枝で頑張っている。

茶畑の中心で愛をさけぶ

彼女が住んでいる神戸を指さし、西に向かって、彼女に思いをさけんだ。
彼の思いは、茶畑に広がり、彼女に届いたと思う。


今年、茶業界は凍霜害で大きな被害をうけた。
そんななか、お茶へのさけびも多かった。

茶畑の中心で愛をさけぶ

居酒屋の店主が「美味しいお茶割を提供できるのは、茶農家のみなさんのおかげです」と感謝の言葉や、
職場の女性に「毎日美味しいお茶を淹れてくれてありがとう」など、日頃当たり前になっていることを感謝を込めてさけんでくれた。

言葉の力はすごい。
さけんだ言葉で、茶畑の空気が変わるのがわかる。

茶畑の中心で愛をさけぶ

今回も笑いと涙が止まらない場面が多く、感動をみんなで共有できた。
こんな温かい空気が、茶畑に広がり、藤枝に、そして日本に広がれば、みんなが笑顔になれるだろう。

2回目のチャバチューは、瀬戸谷地区、藤枝市役所、目標とする群馬県嬬恋村、長崎県雲仙市、そして実行委員会の各団体など多くの皆様にご理解ご協力いただき、開催できました。
この場をかり、お礼申し上げます。


私たちは、これからも身近で大切な人を幸せにできる“まち”藤枝を目指していきます。


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2010年06月21日 Posted byこばやし at 14:54 │Comments(2)茶畑の真ん中で愛を叫ぶ

この記事へのコメント
小林さんすばらしい!
現場の息づかいが伝わってきます。
ではでは
Posted by やまな at 2010年06月22日 12:46
>やまなさんへ
今年もやってしまいました。
茶畑らしく、ほっこりしたイベントでした。

9月は、キャベチュー。
楽しみにしています。
Posted by こばやし at 2010年06月23日 12:07
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    コメント(2)