学ぶことから始まるコト

今年、しだグリOPENカレッジを開校しています。
「大久保グラススキー場キャンプ場」や「せとやコロッケ」などのブランディングなど経営戦略に大きな影響を与えた大学の先生方を講師に迎え、授業をしています。

学ぶことから始まるコト

「勉強会などしても無駄だ!」「忙しいから参加できない!」とよく意見を伺います。
実際、前回の授業で学んだブランドづくりについて、これから何をやっていいかわかないと言う施設が大半だと思います。また授業が終わった後、岩崎先生に質問したり自店商品をPRする方など多くいましたが、残念ながら山間地域で活動する施設の方は一人もいませんでした。
でも、山間地域の施設の方にとって勉強は無駄だったのでしょうか?

翌日、大久保グラススキー場キャンプ場では昨日の授業の話をしていました。
そして、私の買った弁当を見て、実感していました。

学ぶことから始まるコト

単なる「鮭と卵焼き幕の内弁当」ですが、

学ぶことから始まるコト

商品名を見ると、、、
北海道産秋鮭と卵焼き幕の内」

北海道と言うだけで、美味しそうなイメージが沸いてくる。そうさせるのは、北海道と言う言葉が単なる地名ではなくブランドであると言うこと。勉強したことでブランドを実感でき、共感していただいたと思います。レストランせとやっこからは8名も勉強会に参加してくれましたが、参加人数が多いだけに共感できる広がりは強いといえます。

でも、「私たちはブランドづくりで何をやっていいかわからない」と言います。
勉強会参加者の若者の多くは、山間地域の地域資源を使った商品づくりに意欲のある方ばかりです。そんな人たちが施設に商品を提案したときに、理解でき商品化は進みます。美味しいのは当たり前で、売り手のブランドアイデンティティ・があって買い手のブランド・イメージが生まれいい商品となります。勉強していない施設は、どんなにいいコンサルの先生が指導しても理解できず、商品化できません。忙しいと言って勉強しない施設は、いい商品でもあっても商品を維持することはできません。

次回の「しだグリOPENカレッジ」は、10月8日です。
多くの施設の皆さんの参加を望みます。
売り手も買い手も共感の輪が大きく強ければ商品は売れますよ。


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2014年09月19日 Posted byこばやし at 14:32 │Comments(0)せとやコロッケ

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